「命の証明」

投稿者:にる

 

歩道から飛び出して来た人影に、慌ててブレーキを踏み込む。 凄まじい音を立てながら車が止まり、勢いで体がつんのめった。 心臓は激しく脈打っている。 ヘッドライトに照らされた目前の真っ暗な一本道には人っこ一人いない。勿論何かにぶつかった痕跡もなかった。 そもそもさっき一瞬見えた人影は、もんぺ姿で防空頭巾を被っていた。そんな人がここにいるわけがない。 後続車がいなくて良かったと思うと同時に、俺はついに車の運転すら出来なくなってしまったのかと絶望した。

──俺は物心ついた時にはこの世のものではない何かが見えていた。 半透明だったりあり得ない形をしていたり、上手く説明は出来ないのだが挙動が現実的ではない何かがふとした弾みで見えてしまうことがあった。 最初こそいちいち怖がっていたがすぐに無視することを覚え、大人になるにつれて見る回数も減っていった……はずだった。 それが最近、また急に見えるようになってしまった。 しかも生きている人となんら変わりのない存在として視界に飛び込んで来る。 道を歩いている時に前から来た人を避けようと少し横に逸れたところでその人の顔が半分ないことに気付いたり、後ろに並んだ人のためにドアを開けたまま振り返っても誰もいなかったり、道行く人の足にしがみつく素っ裸の赤ん坊を見たり、ビルから落ちては何度もまた起き上がり落ち続ける人を見たり……。 今までであれば、すぐにあれは人じゃないとわかって目を逸らすことが出来た。 しかしあまりに鮮明に見えるせいでこの世の人と区別がつかず、なんだあれはと注視してからその恐ろしさに気付く。 そんな状態だから生活にも徐々に支障が出始めている。 さっきだって後続車がいたら間違いなく事故を起こしていたことだろう。

暗い気持ちのまま恐々と車を走らせ夜勤に向かう。 明日からはバスを利用した方がいいかもしれない。 俺の勤めている工場の近くにはバス停があったはずだ。よく職員が利用していると聞く。 今のところ職場で変なものを見たことはないのが救いだが、それも時間の問題な気がしている。 ただひたすらにラインに流れて来る使い捨て容器に、決まった量の惣菜を次々詰め込むだけの仕事は何も考える必要がなくて楽だったのに。

その日の仕事は何事もなく終わり、いつも通り早番の人々が出勤するのと入れ替わりで退勤した。 空は既に明るくなっている。 車に乗った途端に出勤中に見たもんぺ姿の霊のことを思い出してため息が出た。 あの道を避けて帰るとなると国道の方面になるが朝晩は特に混みやすいし、もっと他の道だと遠回りになるし、かといって旧道は……こんな状態じゃなくても通りたくはない。あの山沿いに走る道はもはや心霊スポットに等しい。 仕方なく来た道と同じ道を通って帰ることにした。

なんとか騙し騙しやって来たが、通勤もままならないとなれば流石にどうにかしないといけない。 頭ではわかっているのだが行動に移すのは億劫だ。 “幽霊が見えて困ってます”だなんて誰に相談したらいいのかわからない。 幻覚の可能性を考え病院に行こうかとも思ったが、予約が三ヶ月先まで埋まっているらしく諦めた。 それにこんな理由で病院に行くことが親父に知られようものならどうなることか……せめて母さんが生きていれば……。 半年前、急に体を壊し亡くなった母は、最期まで明るく優しい人だった。

信号待ちの最中、歩道を歩く小学生が目に入る。まだランドセルの方が大きいんじゃないかと思うような小さな子供たちが朝からきゃーきゃーと楽しそうに登校している。 俺は元来子供好きで、本当は子供の福祉に関わる仕事をしたかった。 転びやしないかと見守っていると、様子のおかしな子供が混ざっていることに気付いた。 酷く痩せた、まるで枯れ枝のような脚で一人遅れてとぼとぼと頼りなく歩く後ろ姿。 背負った黒いランドセルはやけに真新しく輝いているが、服は色褪せ薄くなっているし靴もぼろぼろだ。 あの子、大丈夫だろうか。 信号が青になって、すぐ横の歩道を歩く子供たちを追い抜かす形でゆっくり進みながらちらりと見る。 俺はその子供の顔を見て後悔した。 目と口の部分にぽっかりと穴が空いて真っ黒だったのだ。 大きな声を出しそうになったが息を止めて堪える。 あれは生きてる人間ではない。 自然と目線がバックミラーに流れる。 遠ざかる子供たちの姿に紛れ、そいつがこちらをいつまでも見ているのが映った。 ハンドルを握る手が震えている。 一刻も早くここから立ち去りたい一心で車を飛ばす。 最悪だ。こうなるとわかっていたはずなのに、つい放っておけなかった。 「お前は情け無いやつだ」「根性なしが」と親父にいつも言われていたことが頭を過ぎる。

古びた団地の階段を駆け上がり、冷えきった手で鍵を差し込む。塗装が剥がれたスチールドアを開け、俺は玄関にへたり込んでからようやく深く息を吸い込んだ。 今もまだ瞼の裏にあの子供の顔が焼き付いている気がして何度も瞬きを繰り返す。 少しの間玄関に座って呆然としていたが、奥の和室の方からゲホゲホと耳障りな咳の音がして、仕方なく靴を脱ぎ立ち上がった。

手を洗う間も、飯を食う間も、この家にはずっと絶え間なくゲホゲホ咳き込む不快な音と喉を鳴らすような唸り声が続く。 仕事を辞めて療養している親父によるものだ。 俺と親父は同じ家に暮らしてはいるが、お互いをまるで居ないもののように扱いながら言葉ひとつ交わさず、顔を合わせることもなく生活している。 親父と最後にまともに会話したのはいつだっただろう。 確か高校生の時に「男のくせに保育士の学校に行きたいだ?気持ち悪い、金は出さんぞ」と言われ大喧嘩になって、それ以来だったか。 親父はよく言えば保守的、悪く言えば変化を嫌う頭の堅い人間だ。 少しでも親父の中の“普通“からズレた物に対して拒絶し、見下し怒り狂う。 母さんと俺はずっと親父の”普通”や”常識”からはみ出やしないかとびくびくしながら生きて来た。 病を患って仕事を辞めるに至っても親父は生活を改めず、体を気遣って世話する母さんを怒鳴りつけ物を投げ……。

布団に横になり母さんの居た頃を思い出していると、より一層大きくゲホッゲホッと親父の咳が響き無償に腹が立った。 なんで母さんではなくあいつが残ってしまったのか。 憎まれっ子なんとやらだ。 親父のことだから俺に対して同じことを考えているのだろうと思う。そんなところも憎たらしくてたまらない。 イヤホンを耳に突っ込んで曲を流しながら目を閉じた。 不快な咳の音を聞き続けるよりよっぽどマシだ。

その日から俺はバスに乗って通勤することにした。 いつもより早く家を出てバス停まで歩く生活は開始早々、気が滅入ってしまいそうだった。 工場は立ち仕事だ。休憩はあれど、基本的にずっと立ったまま夜から朝まで作業をし続けて、それからまた工場の前のバス停に並んで朝一のバスを待つ。 立ち仕事をしている分体力はそこそこ自信があったのだが、すっかり運動不足になっていたことを思い知らされた。 しかしバスにさえ乗り込んでしまえば後はずっと座っていれば良い。 窓の外を見ないようにスマホの画面にだけ視線を落としながら帰ることが出来る。 何日か続けるうちにバス通勤にも少し慣れて来たのだが。

「ニッタさん、ちょっと良いかな」

休憩中、班長に呼び止められた。 人気のない廊下の隅に向かうと、班長はあたりを気にしながら小さな声で言った。

「最近ちゃんと休めてる?」

なんのことだろう。俺はその質問の意図が読めず困惑しながら「はい、一応」と答えた。 班長は何か言いにくそうに「んー」とか「あー」とか呟いて、意を決したのか俺の方に改めて向き合った。

「あのさ。最近バスで通ってるんだよね?何かあったの?」

ああそのことか。まさか幽霊が見えて運転できないんですとは言えない。

「特に理由はないんですよ。運動がてらバス停まで少し歩くことにしたんです」

咄嗟に出た言い訳にしては上出来だと思った。 これできっと班長も納得してくれるだろう。 だが班長の表情は硬いままだ。

「もしかしてそれで疲れてたりしない?大丈夫か?」

身に覚えのないことを心配されるのはどうにも居心地が悪い。 全く疲れていないかと言われたらそれは嘘になるが、仕事でミスをしているわけでもないし職場ではいつも通り過ごしているはずだ。 「いや特には……」と俺が言うと、班長が「実はさ」と話し始めた。

「ニッタさん、最近独り言が多いように見えてさ。他の職員も心配してるんだよ」

独り言?何の話だ? 驚いて返事も出来なかった。

「さっきも誰もいないところでお疲れ様ですって言ってたでしょ?バスに乗ってる人からも 同じように誰もいない席にすみませんって言ってるって話が上がってて。自覚がなくてもかなり疲れてるんじゃないかと思うんだよ」

俺が誰もいないところで挨拶を? 先ほどまでの行動を必死に思い浮かべてみるがそんなことをした記憶はない。 工場内では基本的に皆同じ帽子と白衣とマスクを身につけていて、廊下や休憩室、ロッカールームですれ違うたび挨拶をしている。バスの二人掛けの席に座る時に隣に座った人に「すみません」と声をかけることはある。 でももし、その人たちがこの世のモノではなかったとしたら……。 グニャッと視界が歪むような眩暈を覚えた。 これまで生きている人とそうではない人の区別は服装だとか人体の構造、挙動だけで判断して来た。 だからこそ異変に気付いた時には恐ろしくてたまらなかったのだ。 生きている人となんら変わりのない姿と動きで霊がそこにいたとしたら、今の俺は何をもってして区別をつけられるというのか。

「ニッタさん?大丈夫か!?」

気付けば班長が肩を支えてくれて俺はどうにかその場に踏ん張って立っていた。 偶々通りすがった同僚が駆けつけて来て、ちょっとした騒ぎになってしまった。 様子を見に来た係長にも「有給も溜まっているようだししばらく休んだ方がいいのではないか」と提案され、その日は早退し班長が家まで車で送ってくれることになった。 後部座席のチャイルドシートや毛布、ぬいぐるみの方をちらっと見てから班長は「いやー、汚くてごめんな」と苦笑いを浮かべる。 生活感の垣間見える車内の様子に俺は安堵感を覚えた。

「ゆっくり休んでね、こっちは心配しなくていいから」

「はい、すみません」

「いいのいいの、ニッタさんいつも真面目に頑張ってるしさ。あったかくしてなんか美味しいもん食べて。あー、でも男の一人暮らしだと飯の支度も大変だよなぁ」

「……はい、まあ……」

どうか変なものが見えませんようにと願いながら俺は車内で俯き足元ばかりを見ていた。

団地の前で班長の車を見送ってからまだ暗い階段をのぼり錆だらけでぼろぼろのスチールドアを開ける。 真っ暗な家。俺は靴を脱ぐ気力もなく玄関から続く廊下にそのまま横たわった。 フローリングの床の冷たさが頬に伝わる。 どうしてこんなことになってしまったのだろう。 バスで隣になったあの人も、工場で見かけたあの人も、道ゆくあの人も、誰も彼も生きている人じゃなかったのかもしれない。 もう自分の感覚を信じられない。 いつからだ?いつからこうなった?

奥の和室から相変わらずゲホゲホと咳が聞こえる。 子供の頃、泣いていた俺を「いつまで泣いてんだ」と怒鳴りながら蹴り飛ばした親父の姿が頭をよぎり無性に腹が立って来た。 テレビを見ている時にくしゃみでもしようものなら「うるせぇ!」と平手が飛んで来る。 機嫌次第でドスドスと大きく足音を立てながら荒々しくドアを開け閉めして、飯が気に食わないとか、くだらん話を聞かせるなとか言って母さんを突き飛ばしたりもした。 進学を断念した俺が、高校を卒業する前になんとか採用して貰った仕事も「そんなの碌なもんじゃない、恥ずかしい」と勝手に辞退させられ……。

俺は爪が食い込んで痛いほど拳を強く握りしめていた。 もううんざりだ。 拳を振り上げ思い切り床を殴った。 ドンッ!と鈍い音が響いた後、部屋は静まり返る。 そのまま立ち上がって足音も気にせず勢いに任せて奥の和室に向かい襖を開けた。

「おい!うるせぇんだよ!!」

真っ暗な室内に向かって怒鳴りつけた。 ホコリ臭い部屋。いつかの親父が子供の俺にやったように、怒りのまま声を荒げる。

「なんでお前なんだよ!!なんで、なんでお前がここにいるんだよ!!」

暗い部屋の中には乱雑に積み上げられた段ボールと、タンスのシルエットだけが見えている。 喉の奥が痛み視界がぼやける。熱いものが目から溢れて頬を伝う。 俺は部屋の中に入りタンスの上に置いてある位牌を引っ掴んで、そのまま畳に力一杯叩きつけた。

ゲホッゲホッ。 すぐ近くで咳の音が聞こえ、振り向くとそこには俺の方を恨めしそうに睨む親父の顔が見えた。 暗い室内だというのに何故かはっきりそこにいるのがわかる。 口角が下がり眉間に皺を寄せる顔は確かに親父だが、首から下はモヤがかかったように闇に滲んで人の形を保っていない。 ゲホッゲホッ。 唾を撒き散らしながら一際大きな咳をする親父の頭部。俺は頭を掻きむしった。

「なんでだよ……なんで……お前はここにいなかったじゃねぇかよぉ……」

ゲホッゲホッ。

「お前が、お前がやっといなくなったから!俺たちは……!」

ゲホッゲホッ。

「お前はあの家で死んだんだよ!!」

ゲホッゲホッ、ゴボッ……。 咳き込む度に揺れていた顔が唇の端から血を流してぴたりと止まった。 呆然と口を開けて、微動だにせずそこに浮かんでいる。 俺は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔を袖で乱暴に拭ってから、足元の位牌を拾い上げて親父目掛けて投げつけた。 位牌は親父の頭をすり抜け、パァンと乾いた音を立てて壁に当たり畳に転がる。 一向に動く気配のない親父の顔を尻目に、部屋を出て襖を乱暴に閉めた。

そうだ。 親父は死んだ。俺が高校を卒業した年に、呆気なく死んだ。 やっと解放された喜びと、俺と母さんを最後まで振り回したことへの恨み、これからの生活への不安を抱えながら俺と母さんは元々住んでいた部屋を引き払って古い団地に引っ越して細々暮らしていたのだ。 これからはずっと平穏な日々が続くのだと信じていたのに、母さんは倒れて亡くなってしまった。

一体俺はいつから親父が生きていたと錯覚していたのだろう。 死んでしまったのは母さんも同じなのに、何故あいつだけがこの世に留まり続けているのだろう。 しかもあいつの一切関係ないこの部屋で。 母さんだけが死んでずっと親父と暮らしている錯覚なんて、まるで全てのことが親父にとって都合が良すぎるじゃないか。

よろよろと力の入らない足でキッチンの電気をつけた。 壁際の棚の上には小さな仏壇と位牌、そして優しく微笑む母さんの遺影が置いてある。 座り込み泣きながら母さんの遺影を眺めていると、奥の部屋から小さくゲホゲホと咳き込む音がまた聞こえ始めた。 ああそうか。親父は何よりも変化を恐れていた。 そんな親父に己の生の終わりという大きな変化を受け入れられるわけがなかったのだ。 それはこれからもずっと、恐らく永遠に。

──俺は工場から一週間の休みを貰い、久々に友達と連絡を取って飲みに行った。 母さんが亡くなってから気を遣わせたくなくてあまり連絡もしていなかった。 友達はずっと心配していたらしい。 お互いの近況をそれとなく話しながらくだらない話で盛り上がって、久しぶりに心の底から楽しんだ。

「なあ、俺たちって生きてるよな……?」

ふと静かになった時、酔った頭でそう呟くと、友達は「お前酔いすぎだろ」と言って笑った。 「ああ、飲み過ぎたかもな」と俺も一緒に笑った。

休みの間に不動産屋にも行った。 予算内で保証人なしの物件を数件見に行ったが、この霊感は部屋探しには役立つのだなと思った。 建物の周りにも中にも変なものがうようよ見える部屋は避け、特に問題のない部屋を見つけることが出来てほっとした。

相変わらずゲホゲホと咳き込む音は奥の和室から聞こえて来るのだが、休みが終わる頃には生きてる者とそうでないモノの区別はつくようになっていった。 通勤のためにバスに乗り込んだ時いつもより少し空いていることに気付いて、やっと俺がこれまで見えていたものの異常性を理解した。 いつも乗っていた老人やサラリーマンらしき人をあの日以来二度と見ることはなかったし、退勤後にバス停に並ぶ工場職員の人数も半分ほどに減っていたのだ。 きっと生前の営みにしがみつき、死後も尚都合よく日常を繰り返しているモノがこの世には沢山いるのだろう。 俺の親父のように。

「これ車詰んでくるわ」

友達が段ボールを持って部屋を出て行った。 友達に手伝って貰いながら引越し作業を進める途中、俺は一人がらんどうになった部屋を見渡していた。 ここに引越して来た日、母さんが「なんだか静かだね」としみじみ呟いていたことを思い出す。 どうせ進学も夢も諦めて古い団地に引っ越すくらいなら、もっと早く親父から逃げたってよかったのかも……というタラレバが頭を過ぎることは何度もあった。 そうすれば母さんだってもっと長く平穏な暮らしが出来たかもしれないから。 沢山親孝行だってしたかった。 でも母さんは悔いも悲しみも怒りも全てを受け入れたんじゃないかと思う。 母さんは死後一度たりとも俺の前に姿をあらわしたことがないのが、その証のような気がしている。

俺は廊下に残った段ボールの中から割れた親父の位牌を取り出し、急いで和室に向かった。 そして空っぽの押入れの天袋の奥に位牌を放り込んだ。 カランカランと軽い音が響く。 お望み通り、ここでずっと日常を繰り返していてくれ。母さんが死んで、俺も居なくなって、それでも生きながらえているという都合の良い世界の中で。 玄関ドアが開いて「これで最後かー?」と友達の声がする。

「ああ、それで終わりだよ」

俺は何事もなかったかのように平然を装いながら返事をした。 今この世界が、実はもう既に死んでしまった俺の見ている妄想じみた世界である可能性は拭えない。 死後も日常を繰り返すモノの存在を知ってしまったからには、いつまでもその不安が頭を過ぎるだろう。 だが日々新しい一歩を踏み出すこと。 それだけが俺に出来る命の証明だ。 天袋の奥で籠ったように小さくなった咳の音が徐々に遠ざかっていくのを聞きながら、俺は部屋を後にした。

 

得点

評価者

怖さ鋭さ新しさユーモアさ意外さ合計
毛利嵩志121515151572
大赤見ノヴ151615161678
吉田猛々161817161784
合計4349474748234