Aちゃんはシングルマザーのヘルス嬢。
月に1回指名してくる変な客がいた。何のプレイもせず、ただAちゃんを裸にして、立たせて、何故か自分はつま先立ちで目の前に立って、見下ろすだけ。プレイしなくて済むけど、凄く嫌だったそう。
「だってあの人、多分『人じゃない』んだもん。」
Aちゃんの身長は174cmの元バレー選手、その客はどうみても150cmあるかないかくらい。
「つま先立ちでも、アタシより高くなるはずないんだよね。でもその時だけ物凄く上から見下ろされるの。」
40分コース、ただ見下ろすだけの小さな男の話。
得点
評価者 | 怖さ | 鋭さ | 新しさ | ユーモアさ | 意外さ | 合計点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 毛利嵩志 | 10 | 5 | 10 | 10 | 15 | 50 |
| 大赤見ノヴ | 8 | 9 | 12 | 14 | 12 | 55 |
| 合計 | 18 | 14 | 22 | 24 | 27 | 105 |
書評：毛利嵩志
背の高い女子を選び、死後に生前のコンプレックスを解消しているのだろうか……などと考えてしまいますね。
書評：大赤見ノヴ
150センチの男の意味不明な性的嗜好が圧倒的過ぎなのか？後ろに憑いてる何かがデカいのか？トータルで、なんなん？これwただ良いショートです。