「かごめかごめ」

投稿者:Dada

 

数年前、仕事帰り夜9時ぐらいにスーパーで買い物を済ませ帰宅途中の話。
公園を横切った時に少女が何人かでかごめかごめをしていた。
私は公園の方を見みると頭の中にある映像が浮かんだ。
それはかごめかごめをしている少女達の真ん中で蹲って見上げている光景だ。
その光景は異常で私を囲んだ5人の少女の目が全員、真っ黒な空洞だったのだ。
「かごめかごめ
かごのなかのとりは
いついつでやる
よあけのばんに
つるとかめがすべった
うしろのしょうめん・・・」

「だーれ?」
真後ろから女の子の声が聞こえ私は急いで自宅に走って帰って行った。

 

得点

評価者

怖さ鋭さ新しさユーモアさ意外さ合計点
毛利嵩志101510101055
大赤見ノヴ141314141368
合計2428242423123

 

書評:毛利嵩志
歌詞などで使った分量を、例えば少女たちの衣装はどうだったかなどの描写に使うと、情報量が多くなって良いでしょう。惜しい。

書評:大赤見ノヴ
取り立てて特出する点は無いんですよ。でも、日本人の潜在意識の中にある童歌=怖いをうまく表現できているので素晴らしいです。