「はしゃぐ子」

投稿者:ミヤカツ

 

20代の頃の話
少し暗くなり始めた時間帯
交差点にあるコンビニで買い物をすませ車で駐車場から出る時、目の前に信号待ちの軽トラックが1台停車
お爺さんと2~3才位の男の子が乗っていた
男の子はすごく楽しそうに、助手席で飛び跳ねている
すげぇ楽しいんだろうなと思い見ていたがなんか違和感…
なんでお爺さんはお孫さんの方を見ないのか?
危ない位に助手席ではしゃいでいるのに、なぜ注意しないのか?
そういえば車も全然揺れてない

ああ… この世の者じゃないんだ…

と感じた時、男の子は助手席の窓にはりつき私を睨みつけた。

 

得点

評価者

怖さ鋭さ新しさユーモアさ意外さ合計点
毛利嵩志151010101055
大赤見ノヴ131312121363
合計2823222223118

 

書評:毛利嵩志
本人の推理が徐々に変化するなか、男の子の表情と行動が一瞬でガラッと変化するのが良いですね。

書評:大赤見ノヴ
なんで最後睨みつけてきてんの?この先の展開を期待してしまう怖さ。