ある時大きな池がある公園に3人で行き
池のほとりで喋ってました
会話も尽きた所で冗談で
この池でさあ昔自殺した人おるらしいで
と話した瞬間
ポチャと音がしたのです
池の方に目を向けるとまた
ポチャ ポチャ ポチャ
その時点で3人とも音の正体を探りましたが 何の異常もなく
何かこれやばくない？
そう言った瞬間
パシャパシャパシャパシャ
音の間隔が短くなりだした所で
一斉に逃げ出しました
最後の音は間違いなくこちらに何かが走って来ていました
水の上をです 水面は穏やかなまま。。。
「明鏡止水」
得点
評価者 | 怖さ | 鋭さ | 新しさ | ユーモアさ | 意外さ | 合計点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 毛利嵩志 | 15 | 10 | 10 | 10 | 10 | 55 |
| 大赤見ノヴ | 14 | 14 | 15 | 13 | 13 | 69 |
| 合計 | 29 | 24 | 25 | 23 | 23 | 124 |
書評：毛利嵩志
何種類もの音が出て来ますが、脳内でリアルに再生されます。テンポアップし迫ってくる様子がよく表現されています。
書評：大赤見ノヴ
オノマトペをうまく使った文章でオノマトペだけで状況が掴めるという良作