のんびりと過ごしていたある休日のこと、玄関から「コンコン」とノックする音が聞こえてきた。インターホンが普及した現代でノックすることなんかあるのかと思いつつ、もしかすると変な勧誘の類かもしれないので覗き穴から様子だけ伺うと誰もいない。別の部屋に住んでいる子供のいたずらかと思ったらまたノックの音がする。イラっときたので勢いよくドアを開けて注意しようとしたら誰もいない。不思議に思っているとドアの下半分辺りから「コンコン」と音がした。そしてこの日以降音はしなくなった。玄関の外からは。
のんびりと過ごしていたある休日のこと、玄関から「コンコン」とノックする音が聞こえてきた。インターホンが普及した現代でノックすることなんかあるのかと思いつつ、もしかすると変な勧誘の類かもしれないので覗き穴から様子だけ伺うと誰もいない。別の部屋に住んでいる子供のいたずらかと思ったらまたノックの音がする。イラっときたので勢いよくドアを開けて注意しようとしたら誰もいない。不思議に思っているとドアの下半分辺りから「コンコン」と音がした。そしてこの日以降音はしなくなった。玄関の外からは。
得点
評価者 | 怖さ | 鋭さ | 新しさ | ユーモアさ | 意外さ | 合計点 |
---|---|---|---|---|---|---|
毛利嵩志 | 12 | 10 | 12 | 10 | 15 | 59 |
大赤見ノヴ | 16 | 16 | 16 | 15 | 16 | 79 |
合計 | 28 | 26 | 28 | 25 | 31 | 138 |