幼い頃 地元に纏わる言い伝えを祖父から聞いた
六角塔には魔物が封印されている
しかし魔物の封印が破られないよう正確な六角塔の位置を知る者は誰もいない
だが偶然にも発見した人がいた
それが私の祖父であり証拠として写真を撮ったという
一度だけ見せてもらたが閉鎖的な部屋の中に少し若い祖父が太い柱の一部?を開き歯を剥き出して笑う姿が
その目は異様な程ギラギラとしており白黒写真だったが恐怖を感じた私は
「フーインといちゃったの?」と聞くと
ハハッ大丈夫何もなかったからと祖父は笑ったがその目は異様な程ギラギラと光っていた