「金槌の重さは罪の重さ」

投稿者:SK

 

今が一番幸せだ。そう思った矢先に僕はある夢を見た。暗闇に光る小さな点があるだけの夢。その夢から一ヶ月後にまた同じ夢を見た。少し大きくなった小さな光。これは吉夢だろうか。更なる幸福でもあるのだろうか?しかし半年後には少し正体が分かる様になった。光の正体は大きな金槌だった。誰かが金槌を引き摺りながら近付いてくる。2ヶ月後、そいつの顔が分かった。昔、僕が虐めていたあいつ。幸せの絶頂にいた僕をドン底へと落としに来たのだ。これは僕への復讐だ。今更どんなに後悔しても、罪の重さに僕は潰されるのだ。

 

得点

評価者

怖さ鋭さ新しさユーモアさ意外さ合計点
毛利嵩志101012121054
大赤見ノヴ171716161581
合計2727282825135