ライブ帰り、終電ギリギリ。田舎にある自宅にだんだん近づいてくると皆降車していき、私一人に。つい寝てしまい起きると、知らない男の人の肩に頭をのせていて慌てて離れようとすれば
「頭は上げないで」
え?と目だけで停車中のホームを確認すると、刃物を持った異様な女がうろうろしてるじゃないですか!
恐怖で固まり、言われた通りしていると扉がしまり目的の駅につきました。終点です。
心細さから「一緒に降りませんか?」話しかけると、男の人はもうどこにもおらず。
え?と混乱し頭をおさえてみると、ぬるりと血で手が汚れたのでした。