「行方知らず」

投稿者:ふぇんりる

 

神隠しに遇うという山道に友人と行った。
体調が悪くなったので休んでいたら友人が「助けを呼んでくるから待ってて」と言ってその場を離れた。
その後、僕は偶然通りかかった車に助けてもらったが、友人は行方知らずに・・・
一年後、あの山道に行ってみた。
また体調が悪くなって道端で休んでいたら「助けに来たよ」と失踪した友人が現れた。
僕は安心したのか気を失ってしまった。
気が付くと病院のベッドの上。
実は、一年前に失踪したのは自分で、友人が山道で僕を発見したらしい。
その友人だが、僕を発見直後から行方知らずになっている。

 

得点

評価者

怖さ鋭さ新しさユーモアさ意外さ合計点
大赤見ノヴ161615161679
毛利嵩志121512151266
合計2831273128145