本当の鳥肌とは爪先から頭の天辺まで冷たい電流が走り、血液が一瞬で冷やされるような感覚らしいです。
それは主人が大学への受験勉強をしている時、ふと窓の外に何かとてつもない異様な気配を感じ窓を開けてみると、田舎特有の山肌の斜面の墓地に正に絵などで見る餓鬼と言われる姿の何かがいて、鳥肌が立った次の瞬間、もの凄い勢いで駆け降りて来て隣家の中へ突き抜けて行ったそうです。その事と関係があるのか、その日、隣家のお爺さんが亡くなったそうです。
これ程までの鳥肌が立った事は後にも先にもないと言っています。
「餓鬼？」
得点
評価者 | 怖さ | 鋭さ | 新しさ | ユーモアさ | 意外さ | 合計点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 大赤見ノヴ | 13 | 13 | 14 | 14 | 14 | 68 |
| 毛利嵩志 | 12 | 12 | 12 | 12 | 12 | 60 |
| 合計 | 25 | 25 | 26 | 26 | 26 | 128 |