「山での怪奇」

投稿者:ミクル

 

私が子供の頃よく遊んだ実家の裏山では、時々犬が死んでいた。近所の家の飼い犬が首輪をつけたまま死体になってよこたわっていた
大人を連れて裏山にもどってくると死体は消えているので、嘘をつくなと何度か叱られてから私はは誰にもそのことを話さないようになった。
奇妙なことに、死体になっていたはずの犬たちはその後も飼い主と暮らしており不思議で仕方なかった。
その後それらの犬は、私に会うとなぜか猛然と吠えかかってきた。一様に牙をむきだしてものすごい剣幕で威嚇してきた。
そのため大人になった今でも犬が苦手です。

 

得点

評価者

怖さ鋭さ新しさユーモアさ意外さ合計点
大赤見ノヴ121313141466
毛利嵩志121215151266
合計2425282926132