「『気持ち悪い』って感覚がとても大事って話」

投稿者:あおやまままさし

 

もう無くなってしまったんですが、家の近所には小さな三角公園がありました。
あの頃、僕は会社をクビになったのですが、母親には会社に行くと言い、そこのベンチに夜まで座っていました。
ただ僕が毎日いるものだから、日に日に訪れる人は少なくなりました。
だけど、4歳くらいの男の子だけはよく来てくれていたんです。
公園前の道路を挟んだ家の子で、昼過ぎから14時ちょうどで帰るまで1人で砂場で遊んでいました。
だけど彼とふと目が合った次の日から…来てくれなくなりました。
でも良いんです。
僕もそういう目で見てたから。

 

得点

評価者

怖さ鋭さ新しさユーモアさ意外さ合計点
大赤見ノヴ141314141570
毛利嵩志121215121263
合計2625292627133