「樹海のノート」

投稿者:京朔太郎

 

死のうと思い、樹海にやってきた。
どこで死のうか、悩んで歩いていると、ノートが落ちている。
手に取り、ページを開く。

”樹海で死ぬんじゃなかった ここから出れない
楽になれない、樹海で死んだのが間違いだった
なんで、死んでも、こいつらといないといけない
死んだのに、なんで苦しまないといけない
ここは嫌だ、嫌だ嫌だい嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
樹海で死ぬんじゃなかった”

ノートを閉じ、樹海から後にした。

 

得点

評価者

怖さ鋭さ新しさユーモアさ意外さ合計点
大赤見ノヴ161615161578
毛利嵩志121215121566
合計2828302830144