「理想のタイプ」

投稿者:わし

 

2年前大学生の時の話です。ある夜アルバイトが終わり、最寄駅から自宅に向かっている途中、暗い公衆電話ボックスの中にショートヘアーで私のタイプの女性がいました。薄気味悪い感じがしましたがその道を通るしかないので脇を通ると、誰もいませんでした。バイト疲れで気のせいかと思っていると翌日もまた見ました。その次の日、zoomでの授業中、友達から「私の部屋から電話が鳴っている」と言われました。しかし私の部屋には固定電話はありませんし、静かな環境で私には何も聞こえていませんでした。あの女性は何者なのでしょうか。

 

得点

評価者

怖さ鋭さ新しさユーモアさ意外さ合計
毛利嵩志105551035
大赤見ノヴ131315151066
合計2318202020101

 

書評:毛利嵩志
電話ボックスの女、という話が令和の今でも生きているのが興味深いです。

書評:大赤見ノヴ
自分のタイプの幽霊に遭遇した非常に珍しい体験。そしてしっかり家まで着いてきている怖さ。オチで更なる恐怖があればとトップ通過。