「お婆ちゃんと箱」

投稿者:ていゆめこゆ父

 

11歳になる娘の話。
幼い頃から度々不思議な者が見えると口にする子だったのですが、何度か偶然にしては説明がつかない事象があったので改めて、「じゃあパパの後ろに誰かいる?」と聞いてみたら、「箱を持ったお婆ちゃんがいる。」と言うのです。
自分は超お婆ちゃん子で、祖母は小学生の時に他界しているので、「守護霊になって見守ってくれてるんだな」と嬉しく思いました。
その後実家で祖母の遺影を娘に見せ、「パパの後ろの人でしょ」と言うと「全然違うお婆ちゃんだよ」と
僕の後ろにいる人は誰なんでしょう?そして箱とは?

 

得点

評価者

怖さ鋭さ新しさユーモアさ意外さ合計点
毛利嵩志101015101055
大赤見ノヴ161615141475
合計2626302424130

 

書評:毛利嵩志
ほのぼのとした展開から落とされるのは怪談の基本パターンですが、そこに「箱」という隠し味が一滴まざっているのが良。

書評:大赤見ノヴ
子供あるあるみたいな導入から急転直下、誰やねん!自分の子供に言われたら嫌やなぁ