手帳を拾った。名前と住所が書いてある以外には何も書いていない。住所の場所は、車は必要ではあるものの、そこまで遠くないので届けることにした。家に帰って車に乗り、カーナビに住所を登録し出発。落とし主は感謝してくれるだろうかなどと考えながら走っていると、あっという間に目的地に到着したが、周囲には特に建物などはない。カーナビが間違えたのかと思いながら車の外に出ると、頭に強い衝撃を受けそのまま地面に倒れてしまった。薄れゆく意識の中で、落ちた手帳に書かれた名前が、自分の名前に変わったのを確かに見た。
手帳を拾った。名前と住所が書いてある以外には何も書いていない。住所の場所は、車は必要ではあるものの、そこまで遠くないので届けることにした。家に帰って車に乗り、カーナビに住所を登録し出発。落とし主は感謝してくれるだろうかなどと考えながら走っていると、あっという間に目的地に到着したが、周囲には特に建物などはない。カーナビが間違えたのかと思いながら車の外に出ると、頭に強い衝撃を受けそのまま地面に倒れてしまった。薄れゆく意識の中で、落ちた手帳に書かれた名前が、自分の名前に変わったのを確かに見た。
得点
評価者 | 怖さ | 鋭さ | 新しさ | ユーモアさ | 意外さ | 合計点 |
---|---|---|---|---|---|---|
毛利嵩志 | 12 | 15 | 10 | 10 | 12 | 59 |
大赤見ノヴ | 15 | 14 | 15 | 15 | 16 | 75 |
合計 | 27 | 29 | 25 | 25 | 28 | 134 |